尾瀬教室
- 公開日
- 2023/03/01
- 更新日
- 2023/03/01
お知らせ
4年生は社会で群馬県のことについて学びます。
今回は尾瀬のビジターセンターの方に来ていただきました。群馬の中でも福島、栃木、新潟と接する尾瀬は平均気温が札幌よりも低いそうです。それは標高が1400m以上だからです。
尾瀬は今は雪に覆われていて定期的に屋根が潰れないように雪おろしをします。そのときはヘリコプターに乗っていくそうです。
雪が多く、とても寒い尾瀬では草が枯れた後も腐って土に帰らず、冷凍保存状態になります。そのため、土が肥えることなく植物に栄養がいかないのだそうです。それで、草は1年で1mmしか伸びません。1cm伸びるのに10年かかります。
「1踏み10年」と言われ、尾瀬の土を踏むと10年分の植物の生長を台無しにしてしまうのだそうです。尾瀬について、環境について考えるよい機会でした。