学校日記

3年生へのメッセージ

公開日
2025/02/18
更新日
2025/02/18

学校行事・学校生活

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3年生はいよいよ明後日が公立高校の入試です。

以下が教務主任の先生の通信「相棒No.6」のメッセージです。

いよいよ公立高校入試が近づいてきました。受検する人は緊張が増し、プレッシャーに押しつぶされそうな気持ちではないでしょうか?お昼の生徒会放送で後輩たちからのエールもありました。励ましでもあり、プレッシャーでもあるかもしれません。後輩たちはこの状況をまだ経験していませんので、皆さんの気持ちは計り知れないと思います。でも、後輩たちは常に先輩を尊敬し、合格をつかみ取ってほしいと願っているのです。

 後輩たちから「落ち着いて」とエールがありました。私からも「落ち着いて頑張って」と「周りに流されないで自分を信じて」とエールを送ります。

まず、「落ち着いて頑張って」ですが、受検する人は緊張していると思います。この感覚は、当たり前の感覚です。緊張しないという方が私は耳を疑います。どうして緊張するのか?と考えてみると、それは「この入試のために懸けてきたから」だと思います。今まで皆さんは、この入試を受けるために、家の人、担任の先生、塾の先生など多くの人と話し合い、時間を費やしてきたと思います。同時に合格するための学習をたくさん積み重ねてきたはずです。その一番本命となる試験ですから、緊張しないはずはありません。当日、自分は緊張するものだ、と心のなかで想定し、どうしたら心を落ち着けられるか考えておくことが重要です。具体的には、ドキドキしてきたら深呼吸する、近くの机ばかりを見ないで教室全体、少し広い範囲を見渡してみる、色々な方法があると思います。一番自分で心を落ち着けられる方法を考えて、緊張度が高まってきたら、それを実行する。あくまでも緊張は想定の範囲内にしておくのです。

 次に、「周りに流されないで、自分を信じて」についてです。お話したクラスもあるかもしれませんが、テストが終わると「◯番の問題、答え□□だよね」みたいにテスト後によく聞かれる会話です。周りの人と自分の書いた答えが同じであれば良いかもしれませんが、違っていたとしたら、とても動揺します。その会話の答えが正解である訳でもないのに。そうなると次のテストが落ち着かなくなります。次の休み時間も同じ会話が繰り広げられます。また動揺する、負のスパイラルに陥ります。これでは自分の力は発揮できません。周りに流されてしまい、残念な結果になってしまいます。休み時間になったら、まずトイレに行く。トイレは混み合うことも予想されます。すぐにトイレに行って戻り、水分補給、次のテストの最終確認をします。あとは気持ちを落ち着かせて、テストに臨むだけです。友だちとベラベラ喋るのは控え、自分自身の準備を粛々と行うのが良いと思います。

 そして、1日目の5教科のテストが終わったら、すぐに次の日の面接の準備に切り替えます。インタビューシート、面接ガイド、過去の面接で聞かれたことを確認し、自分が答えようと思っていることを繰り返し、声に出して練習します。疲れもあるでしょうから、早めに休みましょう。友だちと連絡を取り合いたいところでしょうが、そこは次の日のことを考えて我慢しましょう。テレビで入試問題の解説番組が放映されているかもしれませんが、見ないようにしましょう。できるだけ動揺する要素は取り除きます。

 2日目、朝、新聞の入試に関係するページを見ないようにしましょう。家の人にも協力してもらうと良いです。新聞には入試問題と模範解答が掲載されています。これも、見ないようにするのが良いと思います。とにかく面接に集中することが重要です。余裕をもって出かけてください。初日に行っている場所ですが、高校ごとに集合、解散の方法が違っています。自分自身でよく確認してください。

最後に体調を崩さないように体調管理を家の人と一緒にしてください。感染症も流行っています。ぜひ、ベストな体調で入試に臨んでください。そして、最後まであきらめず頑張ってください!!