3年生へのメッセージ
- 公開日
- 2025/02/07
- 更新日
- 2025/02/07
学校行事・学校生活
3年生のテストの返却時に教務主任の先生から以下のメッセージの入った通信を配布しました。
以下がその内容です。
義務教育最後の期末テストが終わり、次は 3学期期末テスト、お疲れ様でした。義務教育の定期テストは最後になります。
この後は、公立高校入試、入試発表、卒業式と続いていきます。まだまだ先のような話に思えるかもしれませんが、おそらくあっという間に時間が流れていくのではないでしょうか。卒業式の3月13日まで、あと20数日、本当にあとわずかのところまで来ました。もう少し時期ですが、大切な時期ですので丁寧に物事に取り組むことが大切になります。
皆さんの教室には、進路が内定している人、これから公立高校入試を受検する人
など状況は様々だと思います。以前の相棒でお伝えしましたが、最後まで頑張っている人がいることを常に想ってほしいです。公立高校入試を受検する人は、悔いがないように、あと2週間ほどの期間を自分のできる最大限の努力を積み重ねてください。その頑張りが、合格を引き寄せることにつながるはずです。進路が内定している人は、自身の次のステージに向けた準備のために勉強、日常生活をしっかり積み重ねてください。高校は中学校よりも厳しい環境になります。時間を守る、自ら
学習に励む、部活動もハードになるなど、全く違った環境になると思います。学校の場所も遠くなりますし、電車通学する人は電車の時間に合わせて行動しなければ
ならなくなります。そういったことから、「内定しているから大丈夫」ということでなく、次に進むステージへの準備として日常生活、学習など自律して取り組むことが大切です。状況は違っても、それぞれ頑張らなければならないことがあります。
同時に精神的にもきつい時期です。「入試ダメだったら、どうしよう」、「大丈夫かなぁ、色々と心配だ」など気持ちが落ち着かなくなることも多々あると思います。
緊張したり、なかなかうまくいかないことに周りにいる人に当たってしまったり、
きっと学校では見せない色々な苦労があるはずです。皆さんもきついと思いますが、
周りにいる家の人や兄弟姉妹、学校では一番近くにいる担任の先生、また学年の先生方はきっと皆さんと同じような気持ちなのだと思います。辛いときは無理せず素直に「きつい」と弱音を吐いてもいいと思います。誰かに聞いてもらい、また自分の頑張るエネルギーになるはずです。そして、色々な人が皆さんを支え、不自由なく入試や次のステージに向かうことを応援していることを忘れないでください。日常は何も変わらないように感じると思いますが、周りの人は特に言わないだけで心の中で応援しているはずです。
ぜひ、「苦しいのは自分だけだ」と思わず、残りの時間を精一杯過ごしてください。結果はどうなるか分かりませんが、この頑張った経験は皆さんのこれからの人生でかけがえのないものになるはずです。必ずゴールは来ます。どうか投げやりにならず、最後まで丁寧に取り組んでください。
さらに皆さんには大きな役目があります。それは卒業式で宝泉中の伝統を後輩に引き継ぐことです。先輩から引き継いだ襷を後輩へ、それはどのようなことでしょうか。卒業式の練習が始まり、全校で練習する機会もあります。その時から皆さんの真剣な姿勢や態度を後輩に見せ、3月13日に校長先生から卒業証書を受け取り
宝泉中を巣立っていくことが引き継ぐことになるのだと思います。苦しい時期ですが、皆さんの頑張っている姿をぜひ後輩に見せてください。そして成長した姿を卒業式で見せてほしいです。最後まで応援しています。