ことばの教室からの提案8 ー「っ」は落としやすいー
- 公開日
- 2021/02/08
- 更新日
- 2021/02/08
ことばの教室
音韻認識(おんいんにんしき)の3回目です。
日本語は、「あ」は[a]としか発音しないように、基本的には、1文字に対して1つの音が対応しています。しかし、このルールが適用されないものがあります。「っ」(促音)はそのうちの一つです。
例えば、「はっぱ」ということばがあります。これは、文字で表すと3文字ですが、音としては、「っ」は発音しないので2音になります。これまでに音韻認識を高めるために「動作化」を提案してきました。音に合わせて手を叩く方法です。では、「っ」はどうするかというと、ぎゅっとこぶしを握って表します。そうすると「はっぱ」は下の写真のように「動作化」をします。
「はっぱ」「きって」「スリッパ」「おもった」など、「っ」の付くことばをお子さんとたくさん集めて「動作化」をしてみるのも楽しいですね。