ことばの教室からの提案6 ー音韻認識を育てるためにー
- 公開日
- 2021/01/21
- 更新日
- 2021/01/21
ことばの教室
音韻認識(おんいんにんしき)とは、簡単に言うと、「さかな」は「さ」「か」「な」と3つの音でできているということがわかることです。この音韻認識は、ことばを覚えたり、文字や文を読んだり書いたりすることの元になります。
この音韻認識を育てるために、ことばの教室では「音に合わせて手を叩く」という「動作化」を取り入れています。例えば、「さかな」と言いながらそれに合わせて3回手を叩きます。「うみ」なら2回です。
はじめは、例のように、特殊音節(「ん」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」や伸ばす音)を含まないことばでやってみると良いと思います。
特殊音節を含むことばの動作化については、後ほど紹介します。
下の写真は、「さかな」と言いながら手をたたいている様子です。