学校日記

思いやり集会

公開日
2020/11/18
更新日
2020/11/18

お知らせ

 11月5日のブログで紹介しましたが、今、世良田小学校では人権集中学習を行っています。その一環として、学級委員会と協力してくれる6年生が劇でいじめについて考えさせてくれました。

妖怪いじわるばあさんが「世良田小の子たちをみんな意地悪に変えてやる。」と、呪文を唱えると・・・
ステージの真ん中で泣いている子がいます。
「私は悪口言った。でもちょっとだけだから悪くない。」
「僕はたたいたよ。でも始めたのは僕じゃないから、ぼくのせいじゃない。」
「変な子なんだもん。すぐ泣くし、自分のせいだよ。」
「僕は見てただけだから、悪くない。」
「いじめられるには理由があるんだよ。」 などと、いじめの言葉が出てきました。

その後、レンジャーが来て・・・(低学年の子は大喜び)
「見てるだけなのはいじめと同じ。」
「みんな同じ人間なんていない。みんなちがってみんないい。」
「いじめられる子に理由なんかない。」
「いじめに気付く心を育てよう。」
「困ったことがあったり、いじめに気付いたりしたら、先生や大人に相談してね。」
「大人に相談しづらかったら、私たちレンジャーや上級生に相談してね。」
「レンジャーを呼びたいときは職員室前のポストに入れてね。」などと、具体的に教えてくれました。

校長先生からは、劇の内容と人権集会での「いやな思いせずにみんな幸せになるために、友達の気持ちを考えること」を関連させて話をしてくださいました。

レンジャーが劇の最後に呼びかけた言葉は、「仲良く協力して、もっとすばらしい世良田小をつくっていきましょう!」でした。
ちなみに、妖怪いじわるばあさんは、弱って退場しました。