強戸小学校 大漁旗の由来
- 公開日
- 2023/10/27
- 更新日
- 2023/10/27
お知らせ
時は昭和58年、岩手県大船渡の漁師、佐藤芳彦様のもとに群馬県のある小学校2年2組の子どもたちから「社会科の勉強で海のことを知りたいんです」という一通の手紙が届きました。佐藤様はその手紙に面食らったものの、今まであたりまえだと思っていた海のことを調べ、1週間をかけて丁寧に回答書を作り、その小学校に返信しました。その後、佐藤様の家には子どもたちからの感謝の作文が次々に届きました。感激した佐藤様は「子どもたちから勉強させてもらったお礼に・・・」と、大漁旗をその小学校に寄贈いたしました。
昭和58年11月18日(金)の岩手県の河北新聞の記事には、「どうも照れくさくて・・・。」佐藤さんは浜の人の気質そのままに、自分の善意が広げた波紋の意外な大きさにニコニコしている。と締められています。
この年、10月17日(月)の上毛新聞にも「岩手の漁師さんありがとう」という大きな見出しとともに、かわいい2年生たちの顔が載っております。
保護者の中に当時の2年2組の方々(今年度48歳)が、きっといらっしゃると思います。