「郷土食」と「学校給食ぐんまの日」
- 公開日
- 2024/10/25
- 更新日
- 2024/10/25
お知らせ
10/23(水)の給食は、「郷土食」と「学校給食ぐんまの日」を意識した献立でした。群馬県の郷土料理である「おっきりこみ」が入っていました。
「おっきりこみ」が、群馬県内の家庭で食べられるようになったのは、江戸時代と言われています。農家のお母さんは、お父さんとともに畑仕事をし、家のこと・育児などでとても忙しく、そこに蚕の世話が増え、言葉にできないくらい忙しかったそうです。夕方まで働いて、お腹を空かせた家族に少しでも早く食べられるようなものを作りたいという思いから生まれたのが「おっきりこみ」でした。家で採れた野菜を入れ、麺は早くできるように塩を使わず、こねたらすぐ伸ばし、幅広に切って、野菜の入った鍋で煮る。「おっきりこみ」は群馬のお母さんの家族愛から生まれた誇れる郷土食とも言えます。
学校の給食は、調理員さんの愛情が込められています。そんな愛情のある「おっきりこみ」をおいしくいただきました。