3年租税教室
- 公開日
- 2022/12/01
- 更新日
- 2022/12/01
学校行事・学校生活
11月29日、税理士さんをお招きして、3年生で租税教室を行いました。
まず、アメリカの実話として、Aさんの家で起きた火事に対して、駆けつけた消防は燃え広がったBさんの家だけ消火活動を行った例を挙げ、なぜか生徒に問いました。生徒からは、税の問題や節約の考えなど様々な考えが出されましたが、理由はその地区で、Aさんは消火サービスを受けるための火災保護費を払っていなかったということでした。
次に、現在の日本とアメリカの状況を考え、どちらが良いと思うかや日本にはどんな税があるか等の講師の先生と生徒のやりとりを行い、その後、必要な税の徴収方法について考えました。同率の税をかける方法や累進課税、それら両方を組み合わせた考えなど、計算をしながら生徒からはいろいろな考えが出されました。
そして、市民サービスを受けるには様々な税が必要であることや納税者はその使いみちを監視する必要があること、公平な税の在り方について考える必要があることなどについてご指導いただきました。
コロナや国の安全、少子高齢化などたくさんの課題がある中、数年後納税者となる生徒にとって、大切な1時間となりました。