学校のようす

9月8日 3年生の国語 「六歌仙の覚え方は?」

公開日
2020/09/08
更新日
2020/09/08

お知らせ

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★写真は、高校の先生が指導してくださっている3年生の国語(古典)の授業の様子です。生徒は宿題となっていた暗唱テストを終えた後、「三大集」(さんだいしゅう)の特徴についてプリントにまとめています。

★「三大集」とは、偉大な三つの歌集「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」をまとめて言う呼び方です。

★また、平安時代の三つの勅撰和歌集(天皇や上皇の命により編纂された歌集)である、「古今和歌集」「後撰和歌集」「拾遺和歌集」をまとめて「三代集」と呼びます。同じ「さんだいしゅう」という呼び方ですが、「大」と「代」で漢字が違いますので、間違えないように注意が必要です。

★なお、余談になりますが、まとめ方によって、「二十一代集」「八代集」「十三代集」といろいろありますので、興味があれば調べてみてください。

★授業の中では、「六歌仙(ろっかせん)」についても説明がありました。六歌仙とは、「古今和歌集」の序文で紀貫之(きのつらゆき)が名前を記した代表的な6人の歌人のことです。

【六歌仙】
○僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
○在原業平(ありわらのなりひら)
○文屋康秀(ふんやのやすひで)
○喜撰法師(きせんほうし)
○小野小町(おののこまち)
○大友(大友)黒主(おおとものくろぬし)

★そして、授業の最後に、この「六歌仙」の覚え方を語呂合わせで教えてくださいました。

◆「大(おお)・喜(きい)・文(ふん)・在(あり)・僧(そう)・小(お)」です。

※ちなみにこれは、高校の先生が、ご自身の高校時代に古文の先生から教えていただいた覚え方だそうです。

★インターネットで調べてみると、別の語呂合わせが出ていましたので、こちらも参考にするとよいと思います。

◆「小(お)・僧(そう)・在(ざい)は、喜(き)・文(ぶん)・大(だい)」で、「お総菜は気分だい!」と覚えるのだそうです。

★いずれにしても、古文は難しいと思わずに、楽しく学習しましょう。