1年生の道徳「新しいプライド」の授業の様子(1)
- 公開日
- 2021/10/12
- 更新日
- 2021/10/12
1年生
★写真は、1年生の道徳の様子です。今日は「新しいプライド」という教材を使っての授業です。
★この教材は、新幹線の車両清掃員として働く女性の仕事に対する考えをとおして、生徒に働くことの尊さや意味について考えさせるものです。
★本校のキャリア教育で生徒に身に付けてほしいと考えている10の力の中の「職業観・勤労観」に関わる教材です。
★主人公の女性は、60歳を過ぎて新幹線の車両清掃のパートを始めますが、家族が嫌がったこともあり、この仕事をしていることを他の誰にも知られたくないと考えていました。
★しかし、実際に働いてみると、仲間同士のフォローや乗客への気遣いがある仕事だと分かり仕事が楽しくなります。
★ある日、親戚の人に仕事をしているところを見られ、声をかけられてしまいます。女性は恥ずかしさを覚えますが、その後親戚からの電話で「立派な仕事をしている」と言われ嬉しくなります。
★翌年、女性は正社員になるための面接を受け、次のように言います。
「私はこの会社に入るとき、プライドを捨てました。でもこの会社に入って、新しいプライドを得たんです」と。
★授業では、まず、「私(女性)が『この会社に入って、新しいプライドを得た』と胸を張って言えたのは、どんな思いからだろうか?」と生徒に問い、考えさせます。
★そしてこの時間の中心となる発問「働く上で大切なことは、どのようなことだろうか?」を考えさせ、グループ、そしてクラス全体で考えを深めていきます。
※写真は上から1A、1B、1Cの様子です。