9月10日 3年生の道徳「いのちを考える」
- 公開日
- 2020/09/10
- 更新日
- 2020/09/10
お知らせ
★3年生の道徳授業の様子です。「あなたはすごい力で生まれてきた」という教材を使っての学習でした。
★たいへんな思いをして赤ちゃんを出産する母親と、お母さんのお腹の中から頑張って生まれてくる赤ちゃんのことを取り上げた教材(エッセイ)です。
★作者は言います。出産は母親だけが頑張ったと言われがちだけれども、赤ちゃん自身も頑張ってすごい力で生まれ出てくる。だから、この話を読んでいるあなた(生徒一人一人)もすごい力をもっているのだと。そして、この教材の作者は、「あなたは生きる力のかたまり」として生まれてきたと表現します。また、出産は、「母親と赤んぼうの二者の共同作業」であるとも言っています。
★この授業のねらいは、生徒に、自分はかけがえのない存在として生まれてきたことを自覚させ、生きることの尊さに気付かせ、かけがえのない自他の命を尊重しようとする心情を育てたいというものです。
★授業の前半では、「母親と赤んぼうの共同作業」の結果生まれてきた命とはどのようなものであるかを生徒に考えさせます。
★そのことを踏まえて授業の後半では、現在の社会において、命を大切にしない(できない)事例がニュース等で報道されているが、「どうして命を大切にできないのだろう」と投げかけ、命に対する生徒の考えを深めていきました。
★真ん中の写真は、グループで、命を大切にしていない事例や場面について話し合わせ、その後、なぜ命を大切にできないのかを考えさせている様子です。代表の生徒がグループの考えをホワイトボードにまとめています。
★下の写真は、グループで話し合った結果を全体の前で発表し、共有している様子です。