学校のようす

9月3日 「言葉のノート」で語彙を増やそう

公開日
2020/09/03
更新日
2020/09/03

お知らせ

★1年生の国語担当教員が、2学期はじめの国語の時間に、「言葉のノート」を作ってみてはどうかと、1年生に提案しました。ノートのサイズ(大きさ)は自由です。

★この「言葉のノート」は、国語の時間に限らず、日常生活の中で、自分が気になった言葉や文、忘れないように書き留めておきたい(心に沁みた)フレーズなど、とにかく自分のアンテナに引っかかった言葉(文)を気軽に書き留めておくノートです。

★このノートの活用方法は?ということですが、もしかしたら、後に作文を書いたり俳句や短歌を作ったりする際に活用したり、その言葉を詳しく調べて理解を深めたりと、いろいろ使えそうです。もちろん、書き留めるだけで、そのままにしておいてもよいと思います。

★文部科学省から出されている「学習指導要領・国語編」では、「語彙(ごい)を豊かにすること」が求められています。具体的には、「意味を理解している語句の量を増やすだけでなく、話や文章の中で使いこなせる語句を増やすとともに、語句の意味や使い方に対する認識を深め、語感を磨き、語彙の質を高めること」とあります。

★自分が理解して使える言葉を増やすことは、言葉でものを考えたり、他者とコミュニケーションを取ったりすることを豊かで深いものにします。つまり、語彙を増やすことは、私たちの生活をよりよくするための基盤でもあります。

★気になった言葉、意味がわからない言葉、気に入った言葉、素敵な言葉などをこの「言葉のノート」に気軽に書き留めることで、言葉に関心をもって生活できる生徒になってくれることを期待しての国語担当からの提案でした。

★少しずつノートを作る生徒が見られるようになってきました。「先生、言葉のノートを作りました」と国語担当に見せに来る生徒もいます。

★真ん中の写真は、気になった言葉の意味まで調べて書かれたノートです。下の写真では、社会、数学、理科、英語の授業の中に出てきた言葉の記述も見られます。