9月3日 1年生の社会科「ヤマト王権と仏教伝来」
- 公開日
- 2020/09/03
- 更新日
- 2020/09/03
お知らせ
★1年生の社会科、歴史的分野の学習の様子です。現在1年生は、「中国にならった国家づくり」の中の「ヤマト王権と仏教伝来」について学習していますが、今日の授業の主役は「聖徳太子」です。
★6世紀の半ば、大陸から伝えられた仏教を巡って対立していた蘇我氏(仏教推進派)と物部氏(反対派)の武力衝突で、蘇我氏が勝利した後、推古天皇の摂政として天皇を助け政治を行ったのが聖徳太子です。
★今日の授業の中では、「すごいぞ聖徳太子」というキャッチコピーで、聖徳太子が行った3つのことに焦点を当てて授業が進みました。
◆「すごいぞ聖徳太子1」‥冠位十二階の制定
・家柄にとらわれず、有能な人材を登用した。
※「帽子の色は何色ある?」との教師の問いかけに、「12色」と素直に答える生徒がほとんどでした。
◆「すごいぞ聖徳太子2」‥十七条の憲法の制定
・役人(官僚や貴族)が守るべき決まり(道徳)を作った。
※仏教を敬うように、天皇の命には必ず従うようにということなどが書かれています。
◆「すごいぞ聖徳太子3」‥遣隋使の派遣
・隋の進んだ文化を取り入れるため留学生(使節)を派遣した。
※使節とは、国家や政府の代表として外国に派遣される人のことで、18年間に3〜5回派遣したと言われています。第二回では小野妹子が派遣されました。
★聖徳太子は、このように仏教を積極的に推進しながら、天皇中心の国づくりを進めていきました。