ニュージーランド語学研修7日目
- 公開日
- 2019/08/27
- 更新日
- 2019/08/27
学校行事・学校生活
ホストファミリーと過ごした週末を経て、研修は7日目となりました。学校に登校すると、ファミリーとの週末の様子を教えてくれました。ハミルトン公園や(マオリ文化を見ることが出来るマオリ村、イタリアやイスラム建築を模した庭園などがある公園)、ビーチでニュージーランドの自然を満喫出来たようです。中にはファミリーと共に教会に行き、讃美歌を歌ったり、聖書を読んだ生徒さんもいました。また、ホストファミリー同士が友人だったり親戚だったりする家庭もあり、一緒にゲームをして遊ぶ、映画を見るなどした生徒さんもいました。約1週間ファミリーと過ごし、「ようやくマザーが何を言っているのか分かるようになってきた!」と言う人も少なくありませんでした。最初は「何を言っているのか分からない、自分の言いたいことがうまく英語で伝えられない」という様子でしたが、今ではすっかり打ち解けるようになりました。ホストファミリーのお宅を訪れたお客様に「日本から来た留学生の○○」と紹介されるのではなく、「私の家族の○○よ!」と紹介をしてくれる。そんな一場面もあったようです。
本日午前の授業は、週末の宿題でもあった「キウィのデザイン」でした。鳥のキウィのイラストに、模様を施します。伝統的なマオリのデザインや、自分の好きな模様をキウィのお腹の部分に描いていきます。この学校はアートに力を入れており、校舎内の様々な所に生徒さんが描いた絵、作成した切り絵や作品が飾られています。私達もFairfieldの生徒さんのように、ユニークなキウィを完成させました。
お昼ごはんの後は、体操着に着替えて思いっきり体と頭を動かしました。全員を2つのグループに分け、一方は図書館で色々な種類のボードゲーム、もう一方は体育館でスポーツアクティビティを行いました。もちろんFairfieldの生徒さんと共に行います。図書館では、今まで体験したことのないゲームに取り組みました。(ルールが分かる人はチェスの対戦もしました)体育館では、サッカー、バスケットボール、ホッケー、ポートボールなど。午後の授業の最後には、大きな輪になって(日本で言うところの)ハンカチ落としで盛り上がりました。授業が終わる頃には、あちこちでハグをして「楽しかった!」「また明日も会おうね!」という声が飛び交いました。
楽しかった日々はあっという間に過ぎ、明日はFairfieldでの最後の授業となります。午後には生徒さんとホストファミリーとのさよならパーティーが開かれます。ニュージーランドに来る前から、準備をしてきましたが、さよならパーティーに向けて、もう一度内容を相談しました。先日訪れたオヒナワイスクールで行った文化紹介をそのまま発表出来るのか?歌を歌うのはどうだろうか?準備物は何が必要になるのだろうか?パーティーに来てくれる方々に喜んでもらえる為には何が出来るのか、みんなで相談しました。Aグループの先生でもあり、コーディネーターのYuanitaも一緒になって話し合いが続きましたが、結論は明日に持ち越しとなりました。今夜一人ひとりが内容を考えてきて、明日の朝にもう一度相談をすることになり、本日は帰宅の途に着きました。ファミリーのお迎えを待っている時にも、歌を練習したり、出し物について相談する姿が見られました。自分達を受け入れてくれて、楽しい時間を過ごせたファミリーや、一緒に笑いながら授業やスポーツをした生徒さん達に感謝の気持ちを伝えるべく、全員が真剣に取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきました。