なぜ「夏みかん」というの
- 公開日
- 2020/05/19
- 更新日
- 2020/05/19
学校のようす
一日遅くなりましたが、前回の問題の答えを発表します。問題は「なぜ夏みかんという名前なのか?」でした。
夏みかんは他のみかんと同じように秋の終わりには黄色く色付きます。しかし、その時点では酸味が強すぎて食べられません。そこで、冬まで待って収穫し、貯蔵して酸味を抜くか、春先から初夏まで収穫せず木にそのまま成らせておいて完熟させる事で酸味を抜いて食べられるようにするのです。初夏の時期に食べられるみかんと言う事で夏みかんと呼ばれるようになったのです。
これらみかんにも花言葉があります。
みかんの花言葉は、「清純」「純白」です。清らかさをイメージするこの言葉はみかんの花の色からつけられたと言われています。他にも、一つの枝からいくつもの花を咲かせることから「気前の良さ」、みかんの木があると金運アップするそうです。また、オレンジの花がヨーロッパでは、花嫁の花かんむりに使用されていることから「花嫁の喜び」。そして「母の日の贈り物」という意味もあります。
みかんにはビタミンやクエン酸などの栄養素が豊富に含まれています。みかんに多く含まれるビタミンCには免疫力を高め細菌やウイルスなどへの抵抗力をつける働きがあり、風邪などの病気予防の効果が期待できます。だから贈り物にも適していたのですね。