学校日記

今日の読み聞かせで(葉っぱのフレディ)終了

公開日
2021/02/05
更新日
2021/02/05

おしらせ

(ぼくらは春から冬までの間 本当によく働いたし
よく遊んだね。まわりに月や太陽や星がいた。雨や風もいた。人間に木かげを作ったり、秋には鮮やかに紅葉してみんなの目を楽しませたりもしたよね。それはどんなに、楽しかったことだろう。それはどんなに幸せだったことだろう。)・・・、とダニエルが深くうなずき、生まれてきてよかったとフレディは納得します。ダニエルが<引っ越し>をし、ひとりになったフレディは明け方、迎えに来た風にのって枝をはなれます。痛くもなく、こわくもなかった・・地面に落ちて初めて、(いのち)は永遠に生きているのだ、とダニエルの言葉を思い出します。その後、フレディは枯れ葉としつて、土に溶けこんで木を育てる力になります。【自分の力で<考える>ことをはじめた子どもたちの絵本であり、子どもの心をもった大人たちに贈ります。】という絵本です。立春を挟んで読み聞かせをした絵本でした。自己との対峙という視点からも、しばらくぶりに読んでみて以前とは異なった読み方ができることを確認できた作品でもあります。一冊の本を多読することは大切で、また、読む時期によって読後の感想が異なるのも、読書の醍醐味と思い、今回紹介させていただきました。