学校日記

学校にある文化財2

公開日
2025/08/05
更新日
2025/08/05

お知らせ

 強戸小にある文化財2として今日紹介するのは、来賓・職員玄関のガラスケースに保管されて文化財です。1枚目の人型の埴輪は、5世紀(古墳時代後期)のものです。小型の人型埴輪は、主に円筒埴輪や朝顔型埴輪と同様に古墳の周りに並べて祭られたものと考えられています。そして隣の壺は、4世紀くらいのものと考えられています。水や酒などを入れて保管用として使ったと考えられるものです。2枚目の写真の右の2つは、堤瓶(ていへい)と呼ばれる須恵器です。須恵器は1000度以上(いわゆる野焼きでなく窯)の炎で焼かれてそれまでの茶色い焼き物(土師器)よりとても固くて灰色をしたものです。5世紀後半のものと考えられ、水や酒を入れて注ぐためのものです。古墳時代後期になると石室の副葬品として最も多く出土するものです。これらもすばらしい文化財です。