学校のようす

1年科学教室「水を浄化させる炭素繊維の可能性」

公開日
2023/03/17
更新日
2023/03/17

学校行事・学校生活

  • 1553826.png
  • 1553827.png
  • 1553828.png

https://ota.schoolweb.ne.jp/1020042/blog_img/6977991?tm=20240805123920

https://ota.schoolweb.ne.jp/1020042/blog_img/6980507?tm=20240805123920

https://ota.schoolweb.ne.jp/1020042/blog_img/6982398?tm=20240805123920

1年生が科学教室を行いました。
太田工科専門学校の小島昭先生をお招きしてやっていただく科学教室も、今回で3回目です。今回は、先生が研究されている「炭素繊維」について教えていただきました。

燃えることがなく、金属より密度が小さく丈夫な炭素繊維は、日常のいろいろな素材で使われています。しかし、その誕生は、ある研究の間違えから発見されたものでした。

炭素繊維を1本ずつもらい、子どもたちは、強度や細さ、12000本も束ねられた数を実感させてもらいました。

小島先生は、間違ってどぶに落としてしまった炭素繊維に落ち葉が付着し、ぬるぬるしたことに疑問をもち、炭素繊維で水のよごれをキレイにできることを発見しました。
20年以上も研究を続けて精錬されたその技術は、日本だけでなく世界で役立たれています。

起こった現象を「なぜ」「どうして」と思い、よく見ることが大切だと小島先生はおっしゃっていました。
理科の実験でも、思っていた結果が得られないときがあります。そんなとき、起こった現象をよく見て原因を追究すると、新たな発見や気づきが生まれてきますね。

今までとは違う視点で、科学の奥深い面白さを教えていただきました。
小島先生、ありがとうございました。