学校のようす

1年生の理科「金属と非金属」の学習の様子(4)

公開日
2021/07/15
更新日
2021/07/15

2年生

★各グループの実験結果を聞きながら、教師が黒板にまとめていきます。

★この結果が書かれた表から分かることは、「4種類の金属はみな電気を通した」「磁石に付く金属と、付かない金属がある」「4種類の金属はみな熱が伝わった」「4種類の金属は紙やすりで磨くと、どれも光った」「塩酸に溶ける金属と、溶けない金属がある」ということでした。

★また、金属は曲げることができるか調べたいというグループが行った実験から、「4種類の金属片は、どれも曲げることができた」という結果になりました。

★これらのことから教師は、電流を通すこと、熱を伝えること、光沢があること、曲げられることは金属共通の性質だが、磁石に付くのは一部の金属であることをまとめました。また、ここで「金属」と「非金属」という言葉も押さえました。

★授業の最後の場面で、この結果を基に、生徒は自分のノートに「考察」を書いています。「考察」とは、主に結果から分かったことを言います。

★でも、ただ単に結果から分かったことを書くのではなく、「事実」(実験方法と結果)と「解釈」(結果から分かったこと)の二つの要素を入れながら記述するのだそうです。

★本校の理科の授業では、生徒がこの「考察」をしっかり書けるようにすることを重視して、1年生の時から繰り返し指導しています。

★1学期の終わりの段階ですが、1年生でもずいぶんしっかりとした「考察」が書けるようになってきています。

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