学校のようす

2年生の社会科「日本の人口の変化と特色」の様子(4)

公開日
2021/06/17
更新日
2021/06/17

2年生

★各グループの代表生徒の発表が終わった後で、教科書に出ている2060年の人口ピラミッドが教師から提示されました(写真上の一番右側が2060年の予測)。概ね生徒が予想したものと形が似ていました。

★その後、もう一つの2060年までの「日本の人口の移り変わり」(予測)のグラフも生徒に提示し、今後も緩やかに日本の総人口が減少していくであろうことを確認しました。

★そして、教師が、「日本の人口はなぜ増えないのだろうか?」という問いを生徒に投げかけました。

★生徒はこの問いに対して、
「昔に比べて、今は女性も働く人が増えているし、働きながら子どもを育てるのがたいへんになっているから」
「安心して子どもを産んで育てられるような社会になっていないから」
「子どもを産んでもなかなか休みにくく、子供を産もうと思う人が減っているから」
などという考えを述べていました。

★その後、今後の少子化や高齢化を改善する方法はないかということを生徒に考えさせるとともに、教師の方から国が考えている少子化や高齢化への対策をいくつか紹介しました(写真中)。

★また、この時間の最後には、日本の人口分布を表す地図を示しながら、「過密地域」「過疎地域」という用語とそれぞれの問題点を確認したり、それらの問題点の解決策の一つとして、大都市圏以外の出身者が大都市に移住し、出身地またはその近くに戻る「Uターン」、大都市圏出身者がそれ以外の地域に移り住む「Iターン」をする人を増やす対策を考えている自治体があることなども紹介したりして、授業が終わりました(写真下)。

★2060年(40年後)には、この学習をしている2年生も50歳を超える年齢になります。40年後の「未来をひらく」太田中生の活躍を期待しています。