学校のようす

1年生の国語「空中ブランコ乗りのキキ」の話合い(1C)

公開日
2021/06/16
更新日
2021/06/16

1年生

★写真は、1年C組の「空中ブランコ乗りのキキ」の学習の様子です。

★C組も、この物語の最終場面、キキが四回宙返りに成功した翌朝の部分の読み取りをしています。

★教師が「翌朝、サーカスの大テントのてっぺんに白い大きな鳥が止まっていて、それが悲しそうに鳴きながら、海の方へ飛んでいった‥」という箇所を取り上げ、白い鳥(キキと思われる)が、「悲しそうに鳴きながら」飛んで行ったのはなぜか?「幸せそうに、嬉しそうにではないのか?」と問いかけます。

★生徒は、「悲しそうに鳴きながら」の理由をこれまでの学習を基に、たくさん考えています。
・サーカスのみんなやお客さんが悲しんでいるから
・もう二度とお客さんからの拍手がもらえないから
・おばあさんからもらった薬の力を借りて四回宙返りをしたから
(四回宙返りができたのは、自分の力ではないから)

★「先生は、『嬉しそうに』という表現の方がふさわしいと思うけれど‥」と教師が言うと、生徒は、「それはおかしい『悲しそうに』でいい」と真剣に反論します。そして、教師の考えを変えさせようと、次々に挙手をし、自分の考えを延べ始めました。

★写真は、自分の考えを堂々と述べる生徒の様子です。