学校のようす

11月11日 1年生の理科「白い粉末の見分け方」(1)

公開日
2020/11/11
更新日
2020/11/11

お知らせ

★1年生の理科の学習は、「身のまわりの物質とその性質」という単元で、教師が用意した4種類の白い粉末が何であるかを様々な方法で調べて区別する活動を行っていました。

★教師が用意した4種類の白い粉末は、「白砂糖」「グラニュー糖」「デンプン」「食塩」ですが、生徒にはA、B、C、Dという形で与えられます。

★生徒たちはグループのメンバーで協力しながら、自分たちで考えた次のような調べ方で白い粉末の正体を探っていきます。
(1)「見た目・手触り」
(2)「水に入れたときの様子」
(3)「熱したときの様子」
(4)「ヨウ素液をたらしたときの反応」
(5)「4種類の粉末を氷にふりかけたときの温度変化」

★それぞれの調べ方で得られた変化や反応の様子は、各自で細かくノートに記録していきます。
(1)「さらさら」「粒が大きい、角張っている」「細かい、粒が小さい」
(2)「よくとけた」「にごって白くなった、とけない」
(3)「最初に溶けた」「二番目に溶けた」「変化がなかった」「こげた」
(4)「反応なし」「青紫になった」
(5)「3.6度」「1.0度」「2.3度」「−5.4度」

★その後、生徒はこれらの結果を総合して、A〜Dの粉末が何であるか根拠をはっきりさせながらノートに書いていきます。これが、理科で大切にしている「考察」です。

★この「考察」の記述は、それぞれとてもよく書けていて素晴らしいものでした。「考察」の書き方は、1年生の理科の学習から徹底して指導し、自分なりの考えが書けるようにしています。

★学校再開後、半年足らずでどの生徒もしっかり書けるようになってきました。また、それぞれの生徒の個性がよく表れ、オリジナルのノートになっている点も立派です。

★写真は1年B組の学習の様子です。ノートもよく書いています。