学校のようす

9月14日 1年生の国語「大人になれなかった弟たちに‥」(2)

公開日
2020/09/14
更新日
2020/09/14

お知らせ

★先ほどの続きです。

★教室全体、とても静かに集中して、それぞれが真剣に今日のめあてに取り組んでいます(一番上の写真)。

★各自が自分の考えを学習プリントに記入し終えたところで、教師が4人組の小グループでお互いの考えを伝え合うよう指示します(真ん中の写真)。

★どの生徒も順番に自分の考えをしっかり説明しています。聞く生徒は頷きながら黙って聞いています。

★最後は、全体の前で数名の生徒を指名して、今日のまとめに入ります(一番下の写真)。

★生徒は、戦争中のひもじさから、作者(僕)が耐えきれずに、(少しくらいなら大丈夫だろうと思って)ミルクを飲んでしまったことを踏まえた上で、「僕」が、弟の大切なミルクを盗み飲んでしまったことで、後々、たいへんな「後悔」に苛(さいな)まれていること、罪悪感で自分を責めていること、悔やんでも悔やみきれない気持ちでいることなどを「‥‥」の表現の中に読み取っていました。「弟を殺してしまったのは自分のせいだ」と僕が考えていると読み取っている生徒もいました。

★現在はコロナ禍の状況にあるものの、豊かで幸せな時代に生まれて生きる自分たちと、戦争中に生きた「僕」や「ヒロユキ」たちの状況を比べて読み、生徒たちはどんなことを感じているのでしょうか。感想を聞いてみたくなりました。