9月4日 2年生の古典の授業「枕草子」
- 公開日
- 2020/09/04
- 更新日
- 2020/09/04
お知らせ
★2年生の国語(古典)の学習の様子です。今日は清少納言の「枕草子」を高校の国語担当の先生から教えていただいています。
★今日は、有名な第一段の中の「春は あけぼの。‥」から、「秋」までを学習しました。
★特に、似ている言葉として、「春」の中に出てくる「山ぎは(山ぎわ)すこしあかりて」と「秋」の「山の端(は)いと近うなりたるに」の「山ぎは」と「山の端」の違いの説明がありました。
【説明】
◆(黒板に山の絵を描きながら)「山ぎはというのは、このあたり、山に近い部分です。山の端は、ここ、山の稜線の(端の)部分です。このように古典の学習では、違いを理解したり、イメージを広げたりするために、絵に表してみるのもよいと思います」
◆(また、教科書を示しながら)「端(はし)というのは、教科書で言えば、ちょうどこの部分のことですよね」「きは(きわ)というのは、例えば、窓ぎわという言葉があるように、窓に近いところのことですよね」
★また、「秋」の中に出てくる、風の「音」(おと)、虫の「音」(ね)に触れ、「同じ【音】という漢字でも読みが違うことに気づき、なぜだろう、どう違うのだろうと関心をもつことが大切です」という話もありました。
★授業中の生徒の様子を見ていると、2年生の中にも、昨日ブログで紹介させていただいた「言葉のノート」に、気になった言葉などを書き込む生徒の姿(下の写真)が見られました。