7月20日 SOSの出し方の授業(1年)
- 公開日
- 2020/07/20
- 更新日
- 2020/07/20
お知らせ
★今日1年生の各クラスで、本校スクールカウンセラーによる授業が行われました。内容は「心のSOSの出し方」についてです。
★私たちは、日々様々な要因によるストレスを感じながら生活しています。これは大人だけでなく、体も心も大きく成長する中学生も同様です。しかし、大人に比べて中学生は、ストレスへの対処方法が分からずに悩んだり、ストレスを一人で抱えて苦しんだりすることも多くあります。
★そこで、(1)生徒に自分自身はかけがえのない大切な存在であることに気付かせること、(2)生徒に様々なストレスから自分を守る適切な対処方法を考えさせることという二つの目的で、この授業を実施しました。
★自分が辛い気持ちになった時、それを軽くするためにどのようにしたらよいか、また、友達が辛そうにしているのを見た時、友達にどのように関わったらよいか各自で考えた後、グループで意見交換をしていました。
★特に、辛そうにしている友達がいたときにどうするかについては、グループで考えをまとめ、全員の前で発表しました。
「そばにいながら話を聞く」
「友達が好きなことを一緒にする」
「話しかけて悩みを聞いてあげる」
「話を聞き共感する」
★形は様々ですが、どのグループからも、悩んでいる友達に寄り添うという考えが出されました。そして、友達をなんとか助けてあげたいという優しい気持ちが伝わってきました。
★スクールカウンセラーからは、自分で悩みを抱えていないで、言葉にして誰かに相談することはとても大切であるという話がありました。また、自分たちで悩みが解決できない場合には、大人に相談してほしいということ、そして、生徒たちの相談を聞いてくれる相談期間がいろいろあることも紹介されました。
★先週は2年生でも同様の授業が行われました。今後3年生にも、別の内容でスクールカウンセラーの授業が行われる予定です。