学校のようす

NZ語学研修 9日目

公開日
2018/08/31
更新日
2018/08/31

学校行事・学校生活

ついに研修地であるハミルトンを離れる日がやってきました。ホストファミリーに送られて登校してきた生徒は感謝の気持ちを伝えたり、一緒に写真を撮ったりして最後の時間を過ごしました。離れがたく何度もハグをしたり、中には別れがつらく泣いてしまう生徒もいます。その姿を見てもらい泣きしてしまうファミリーも・・・。またニュージーランドに帰ってきてねと再会を約束し、バスに乗り込みました。英語のクラスを担当してくれた3名の先生ともここでお別れです。先生方のお陰で楽しく学ぶことができ、到着直後とは比べ物にならないほど英語が身近になりました。日記にも、気づいたら緊張することなく自然と英語を話せるようになっていた、と成長を感じさせるコメントが多く見られました。
ホストファミリーや先生方が見送ってくれる中、バスはオークランドに向けて出発。約二時間の道中は、ホストファミリーからもらったお土産や、持たせてくれたお弁当などを見せ合ったりしながら、話は尽きない様でした。
オークランド最初の訪問先はオークランド美術館です。マオリ文化の紹介から動物の標本、彫刻や絵画などあらゆる展示品を見ることができます。中でも生徒の目を引いたのは世界で二機しかないと言うゼロ戦の展示ではないでしょうか。実際戦地を飛ぶことなく終戦を迎えた実物のゼロ戦です。日本語の説明書きもあり、ニュージーランドで日本の歴史を学ぶことになりました。自由時間でも日本人ガイドの方に個別に質問を投げかける生徒もおり、それぞれが興味を持ったことを追及する時間となりました。
オークランド美術館の後は、バスで10分ほどの距離にあるオークランド大学に移動しました。そこでは7名の学生が待っており、グループごとにキャンパスツアーをしてもらいました。基本的に英語ですが、中には日本人や日本語を多少話せる学生もおり、自己紹介でそのことを知ると一気に親近感がわいたようです。案内経路は学生に任せていましたが、時刻は12:00を過ぎており、まずはランチを食べるグループがほとんどでした。現役大学生に交じって、フードコートでメニューを選び一緒に食べる経験は、生徒たちにとって刺激的な経験となりました。その後は構内を歩きながら校舎や大学について説明してもらい、ツアーの最後には学生との距離もすっかり近くなっていました。英語でのコミュニケーションも臆することなく自らできるようになっていて、この一週間の成果を感じました。
学生に別れを告げ最後に向かったのはスカイタワーです。高さ328mのタワーでまず全員で地上186mにあるメインデッキに上がりました。そこからでもオークランドの街並みを一望できる十分な高さでしたがほぼ全員が220m地点のスカイデッキに上り、更に迫力のある風景を楽しみました。午前中は曇り空でしたがこの頃には日が出てきており、ハミルトンとはまた違ったニュージーランドの街を満喫し、最後の一日を終えました。

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