学校のようす

NZ語学研修 4日目

公開日
2018/08/26
更新日
2018/08/27

学校行事・学校生活

本日、研修 4 日目は終日ロトルア見学研修となりました。昨日に続き、快晴のなかプログラムを 進めることができましたが、昨夜中降り続いた雨の影響もあってか吹く風はとても冷たく、体感的 にはとても寒い日となりました。そのような中でも生徒は元気一杯で楽しんでいます。
日本と並ぶ温泉大国で有名なニュージランドですが、なかでもロトルアは沸き立つ泥火山や吹き上がる間欠泉でよく知られています。また、マオリの文化を伝えるマオリ村が多くあることでも有名です。最初に訪れたのは Te Puia(テ・プイア)です。マオリ美術工芸学校が併設され、様々なマオリ文化を伝える文化センターです。はじめに伝統工芸(細かな彫刻が施された船、様々な種類のアクセサリー、葉っぱから繊維だけを取り出してつくるロープなど)の制作過程を見学しました。マオリの方々は腕や足に大きなタトゥーが入っていますが、その 1 つひとつにも意味があることをコーディネーターの先生方から教えてもらい、日本との文化の違いを感じているようでした。そのあとはマオリショーの見学です。パフォーマンスを見る前には、昨日現地校で行っていただいた‘ポフィリ’を行い、パフォーマンスが行われる‘マエラ’に入っていきます。なかでは歌やダンス、そしてハカを伝統的な衣装を着て道具を使用しながら迫力満点で披露してくれます。何のために行われるのか、表情、動作にどんな意味があるのかなどの解説もしてくれるためより深く理解することができます。最後には女子、男子それぞれが参加できる一幕があり、女子は手を挙げて選ばれた生徒、男子生徒は全員が舞台にあがっていました。提出してくれるしおりにも「いま あるチャンスを無駄にしないように積極的に行動していきたい」と多くの生徒が書いています。是非後悔ないようにたくさんの経験を自分の力で掴んで欲しいと願います。ショーのあとは、泥火山、 ニュージランドの国鳥であるキーウィを見学しました。絶滅危惧種に指定されていますので、野生のキーウィをまず見ることができません。キーウィは夜行性のため真っ暗な施設のなかを慎重に探します。まず見ることは難しいと言われていますが、最後尾の方になると、観光客が通る側のガラスぎりぎりのところを歩いており、キーウィの特徴である丸みおびた姿や長いくちばしをはっきりと見ることができました。これには生徒たちも大喜びです。施設内はキーウィを驚かせないために 声を出してはいけませんが、施設を出てから声をあげて喜び合っていました。 続いて、ロトルア湖が一望できるノンゴタハ山に向かいました。ここではゴンドラで展望台までのぼり、ゴーカートのような乗り物で山をくだるアクティビティ体験と昼食休憩を取りました。見晴しもよく、美しい景色を堪能しながら 2 時間ほど過ごしました。ゴーカートは 1 回だけでしたが、何種類かコースがあるため、生徒からはもう 1 回やりたい!との声が多くあがっていました。 最後に訪れたのは羊ショーを見学できるアグロドームという農場テーマパークです。羊ショーは同時通訳で日本語でも聞くことができます。約 45 分間のショーのなかではそこで飼育されている 18 種類の羊の紹介やプロによる実際の毛刈り、乳搾り体験など盛り沢山な内容となっております。 同時通訳ということもありますが、パフォーマーの軽快なやり取りに終始笑い声が響くショーとなっていました。 様々なニュージランドの文化の触れた 1 日はあっという間に終了しました。1 つひとつの経験から感じたこと、学んだことをしっかりしおりに残すように、それが帰国後の生徒の皆さんの 1 番のお 土産になるからと木村先生からの言葉があり解散となりました。明日はホストファミリーと一緒に過ごしますが、既にどこに行くか決まっている家庭が多く楽しみにしている様子です。

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