人権講話 〜 校長より
- 公開日
- 2022/12/08
- 更新日
- 2022/12/08
生徒の活動
皆さんこんにちは。
さて、皆さんは最近のニュースで、保育士が自分たちが担当している1歳児に対して虐待を繰り返し、逮捕された事件を知っていますか。
私は、この事件の報道からあらためて感じていることがあります。一つは、全ての人間において「人権は平等である」ということ。もう一つは、どんな人でも「弱者に対して優位に立とうとしてしまう」ことです。この事件の保育士に対して、同情の余地はありません。しかし、自分の生活を振り返ると、決して同じことはしませんが、似たような経験があるように思います。
そこで、自分の生活をふり返り、「自分が言われたり、やられたりしたら嫌なことをしない」ことを決意し、他者に対して「自分が言われて素直に直せる」ような言葉かけに心がけてほしいと思います。
また、人はみな「怒り」の感情があり、特に、自分と相手の価値観に違いが生じた時におこることが多く、このような時にいじめの加害者になるケースが多いように感じます。その怒りを鎮めるためにいくつか方法がありますが、今日は代表的な方法を一つ覚えてください。それは「6秒間だまる」です。どの人もこの短時間で「少し怒りを鎮め、物事を整理し、できるだけ相手を傷つけない言葉かけ」ができるようです。ぜひ、試してください。
最後に、今週から「あいさつ運動」が始まっています。寒い中、ありがとうございます。また、今後「おじまラジオ」も予定されており、大変楽しみです。これらの活動は、皆さんが主体的に取り組んでくれており、尾島中の自慢になると思います。今後も、みんなが今より幸せに楽しく生活できるよう「まじめに、優しく、健康に」過ごしていきましょう。