学校日記

第1回避難訓練

公開日
2022/05/24
更新日
2022/05/24

学校行事

 昨日5月23日(月)5校時、太田市消防尾島分署職員6名をお呼びし、避難訓練を実施しました。今回は地震からの火災を想定して訓練をしました。生徒も職員も緊張感があり、誠実に実施することができ、4分で避難できました。しかし、分担に従って真剣に行ったため、写真等を撮ることができませんでした。そこで、校長講話を下記に掲載いたします。文字ばかりで申し訳ありませんが、ご一読ください。

 本日の避難訓練は、地震の時の対応と火災を想定した避難訓練でした。
 地震などの天災は、「いつ、どこで、どのように発生し、どのような被害をもたらすか」わかりませんし、残念ながら、現在、地震の発生を防ぐことはできません。ですから、日頃の準備が大切になってきます。
 皆さんが過ごしている尾島中は、太田市内の中学校の中で2校しかない、避難所に指定されていない学校です。裏を返せば、利根川等の氾濫によりそれだけ危険にさらされる確率が高い学校なのです。大雨だけでなく、大地震により堤防が決壊することも考えられます。その時に、あなたは自分の命を守ることができますか。そして、他人の命を守ることができますか。そして、自分より幼い子どもや身体の不自由なお年寄りを誘導して安全に避難させることができますか。皆さんは中学生なので、地域を支える役割を果たすことも期待されています。
 そこで、今日の避難訓練を通じて、いざというときの準備を考えることが重要です。皆さん1人1人が「心の準備」「ものの準備」「家族との連絡の準備」を確認することを願います。