自分の等身大の言葉で表現しよう
- 公開日
- 2019/09/04
- 更新日
- 2019/09/04
2年生
短歌は、私を表現するためにつくる
個人的な感情に根ざして
決まった形でつくった音楽である
本日の講師 東直子さんが授業中に語った言葉
東さんは、小説や絵本、脚本のほかイラストレーションなども手がけている。Eテレ「NHK短歌」選者、「歌壇賞」、「角川短歌賞」選考委員なども務めている。
本日、県立土屋文明記念博物館「歌人が学校に!〜選歌と講評から学ぶ〜」を、2年生3、4校時に行いました。
生徒に与えられた題は、「風」
生徒の創った短歌を東先生が講評する授業です。
講評後、東先生がご自身の2首を紹介してくださいました。
「縞馬の縞ははてなき風の夜の長い手紙を生きているよう」
「とりもどすことのできない風船をああ遠いねえと最後まで見た」
どんな場面が浮かびますか?
どんなことを想像しますか?
人によっての解釈の違いも短歌の魅力。
そして、その解釈を共有し合い、学び合う。
日々の体験や出会い・出来事を大事にしてほしい。
短歌の中に言葉を選んで落とし込む。
今、自分の等身大のことばで表現してみよう。
自分の気持ちにぴったりの言葉を見つけるのってすごく難しい。
言葉を探してみよう。
中学生の今しか創れないことを残しておこう。
20年後、30年後・・・
きっと宝物に出会ったようになるはずだ。
1987年 俵万智さんの「サラダ記念日」より
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ