給食室の前に、毎日、献立やクイズが示されています。栄養士の先生が子どもたちにわかるように、考えてくださっています。立ち止まってクイズを考えて、答えが書かれている紙をめくっている子どもたちの様子を見かけます。
　今日は「十五夜」です。給食委員が「十五夜」について放送してくれました。紹介します。

　「十五夜は、一年中で月がもっともきれいに見える夜のことで、この日の月は中秋の名月と呼ばれます。昔の暦では、７月、８月、９月が秋で、その３か月のまん中の日の８月１５日が十五夜でした。現在の暦では、年によって違い、９月の中ごろから１０月のはじめの間になります。十五夜は、平安時代には貴族が月を見て楽しみ、江戸時代になると食べ物の収穫に感謝する「収穫祭」の意味も加わりました。収穫への感謝と豊作を願って、満月のような丸い団子を供え、団子を食べることで健康と幸せを願いました。そして、稲に似たすすきを飾ることで、お米がたくさんとれるように祈りました。今日の給食ではお月見ゼリーが出ています。皆さんも、今日は月を見て、幸せを祈りましょう。」

午後６時頃、窓の外を見ると、きれいな満月が見えました。健康と幸せをお願いしました。