上毛新聞の投稿欄に掲載されました part2
- 公開日
- 2022/02/21
- 更新日
- 2022/02/21
5年生
上毛新聞の「みんなのひろば U22私の声」に、児童の作文が新たに掲載されましたので紹介します。
「障害を個性と捉え大切に」 5年 S.S.さん
ラグビーの普及に取り組むワイルドナイツスポーツプロモーションのデフラグビー選手、大塚貴之さんが学校に来て、聴覚障害について教えてくれました。デフラグビーとは聴覚障害者のラグビーのことです。そこで特に印象に残ったことが二つあります。
一つ目は日本とインドの考え方の違いについてです。日本は「人に迷惑をかけてはいけない」と考えますが、インドでは「人に迷惑をかけるのは当たり前。その分、人を助けなさい」という考え方なのだそうです。
今まで、ぼくは日本の考え方が正しいと思っていました。しかし、大塚さんの話を聞いて、迷惑をかけるのは当たり前だと初めて知りました。
二つ目は聴覚障害で困ることについてです。大塚さんは生まれつき耳が不自由でした。新型コロナウイルスがはやるまでは、口の動きを見て相手の言葉を推測していました。しかし、今はマスクをしているので推測しづらいそうです。
朝起きるときは、腕時計が揺れて教えてくれます。宅配便が来たときやインターホンが鳴ったときも携帯電話が教えてくれるそうです。
僕は、これから「障害」を「個性」として捉え、心からのコミュニケーションを大切にしていきます。