本日の読み聞かせ 〜「わすれられないおくりもの」〜
- 公開日
- 2021/01/13
- 更新日
- 2021/01/13
おしらせ
給食の時間の読み聞かせは、本日は「わすれられないおくりもの」です。この絵本は、動物たちから慕われているアナグマが亡くなり、動物たちが悲しみにくれる中で、しばらくするとアナグマが授けてくれた知恵や工夫で、自分たちが助けあって、暮らしていることに気付いていくお話です。そして、亡くなった後もアナグマの思い出を話す中で、動物たちの悲しみは癒やされ、アナグマへの感謝の気持ちが日々募っていくところでお話は終わりになります。このお話は、人が年老いて亡くなっていくことの意味や、大切な人を亡くして残された人たちの悲しみや、その悲しみを乗り越えて、人々が助け合って生きていくことの尊さを教えてくれる絵本です。子ども向けの絵本ながら、含蓄のある表現で読みごたえがあります。ご家庭での読書習慣は定着してきたでしょうか。よろしかったら、ご家族で読んでいただくのにふさわしい絵本の一冊と思い、ご紹介しました。