人権集会で、子どもたちの人権スピーチを披露しました!
- 公開日
- 2020/12/10
- 更新日
- 2020/12/10
おしらせ
本日の校内放送で実施した人権集会で、録音した各学年代表の子どもたちのスピーチ原稿です。人権尊重に関わる本を読んだり、DVDを視聴したりした感想を発表しあいました。子どもたち自身の言葉で、人権尊重に関わる気づきを語る集会は、伝統となっています。
この後、校長講話も行いました。本日は子どもたちの人権に関わる気づきや感想をアップします。
【1年生】
「ずっとずっとだいすきだよ」
ずっとずっと大好きだよの話を聞いて、私は大好きだよってそんなに言ってないかな。私は家族に言いたいけどなにかはずかしいし、言おうとするけれど声が小さくて聞こえないみたいだし、いそがしそうだから言えない。でも家に帰ったら言ってみようかなって思う。「いつもありがとう。大好き。」
【2年生】
「どんなかんじかな」
私は目が見えない人や体が不自由な人を今までかわいそうだな。と、思っていました。でも、その人になったつもりでどんな感じか考えたら、かわいそうと言われると、自分は一生懸命生きているのにいやな気持ちになってしまうと思いました。これからは、かわいそうではなく心の中で頑張れと思うようにします。
【3年生】
「思い込みに気付く」
私は今まで思い込みをしていることがあったけれど、このDVDを見て、思い込みはしない方がいいと思いました。思い込みは相手が傷つくかもしれないし、間違って違うように思い込むのも失礼な気がしました。それに、相手に隠した状態で悪く思って、相手も知らないところで悪いイメージをもたれていたら、いやな気持ちになります。自分が悪いふうに思われてもいやです。これからは初めて会った人や知らない人のことを見た目で判断しないようにしたいです。
【4年生】
「いじめと戦おう」
私はこのDVDを見て、いじめはしてはいけないことだと思いました。いじめられている人も見ている人もいやな気持ちになるし、最初はふざけているだけでも周りが笑うといじめられている人の立場がなくなってしまうからです。もし私がいじめられていたらだれにも相談できないと思います。心配をかけるし、何を言われるかわからないから、ひとりぼっちのままだと思います。だからいじめをなくすには、一人一人が相手の気持ちを考えて、直接ではなくてもいじめを減らせる努力をすればいいと思いました。私はこれからもいじめをしないようにしていきたいです。いじめている人やいじめられている人がいたら、注意をしたり、相談してあげたりしたいです。そして、いじめを最初からつくらないようにしたいです。
【5年生】
「ありったけの勇気」
ありったけの勇気を見て、ぼくはいじめの被害者の主人公の女の子はひどいいじめに耐えて、担任の先生に背中を押してもらい、勇気を出していじめに立ち向かっていて立派だと思いました。ぼくがいじめの被害者だったら、つらさや怖さや悲しさ、ショックで命を落としてしまうようなひどいいじめだと思います。ぼくは友達がいじめの被害者になるようなことがあったら、勇気を出して友達を守ろうと思います。そして、友達の心の変化にすぐに気づけるように友達との絆を深めていきたいと思いました。みんなが笑顔でいるためには、いじめをなくすことが一番大切だと思います。いじめのない五年三組にするために、いじめはよくないことだという気持ちを持っている仲間をどんどん増やしていきたいと思います。そして、一人一人が自分の言葉や行動に責任を持って言葉の重みを考えられるようにしていきたいです。
【6年生】
「言葉のナイフを視聴して」
包丁やナイフ、普通の刃物などで刺すと血が出ます。そして、それは言葉も同じです。言葉は人を傷つける刃物になり、見えない血がたくさん出ます。しかし、逆にきれいな言葉はみんなを笑顔西、みんなの心もきれいにしてくれます。言葉は時には刃物になるけれど、みんなを笑顔にし、心もきれいにしてくれるすてきで、とてもすごい力をもっていることもわかりました。でも、もしぼくが気付かずに自分が人を傷つける言葉を使ってしまっているのなら、相手の立場になって考え、すぐに謝ることが大切だと思います。ですから、ぼくはこれから言葉が刃物に変わるような言葉は使わずに、自分もみんなも笑顔になり、心がきれいになるような言葉を使っていきたいです。もし、自分ではなく友達が見えないナイフを振り回していたら。その人の心もきれいにしていきたいです。