学校日記

コロナ渦の夏休みは、家族との絆を深めたり、人と豊かに関わったり、自分を見つめたり・・・【保護者の皆様に感謝の夏休み  その2】

公開日
2020/08/31
更新日
2020/08/31

おしらせ

子どもながらに「何か違う夏休み・・・」「何か空しさも感じる夏休み・・・・」という、大人も十分に共感できる文章もあります。私たち大人は、子どもたちの(子どもらしい面)だけでなく、コロナ渦という新たな経験や新たな社会的事象との出会いで、揺れ動く子どもたちの内面も、しっかり受けとめていく必要を感じます。今後も、毛里田小は、保護者の皆様としっかり連携しながら、2学期の教育活動を進めていきたいと思います。夏休みの子どもたちの感想を読むと、子どもたちは、やはり私たち大人の【羅針盤】ですね。子どもたちから学ぶことは、日々本当にたくさんあります。保護者の皆様、今後もよろしくお願いします。



○ぼくは、最後の日に那須ハイランドに行ったことが思い出です。宿題を全てやってから、連れて行ってもらったのです。人がいっぱいいると思ったのですが、実際に行ってみるとほとんど人がいなくて、ほぼ貸切状態でした。全部の乗り物に乗れてよかったです。コロナがなくなったらまた行きたいです。

○私の夏休みの思い出は、おじいちゃんとおばあちゃんと妹と一緒に、飛駒の川に行ったことくらいしかありません。……川では、メダカやカニやカエルをつかまえたり、お昼ご飯を食べたりしました。思った以上に楽しくて、何時間も遊んでいました。そして、三ツ矢サイダーを飲みながら帰りました。今年の夏休みは短くて嫌でしたが、今までにない経験もできたのでよかったです。

○今年は、少し変わった夏休みでした。外出することが少し減っただけで、他はほとんど一緒でした。……でも、毎年行っていた花火大会はありませんでした。夏の風物詩である花火を見ないと、なぜか、夏だなあと感じませんでした。来年は、コロナがおさまって、花火が見られるといいです。

○今年の夏休みは何かが違った気がする。いつもの夏休みならば、……今年は夏休み開始3日目で宿題がほぼ終わり、さらにその後4日間で2学期の学校の準備まで終わり、その後の夏休みは全て遊びにつぎ込んだ。例えば、一日中変な語尾で話したり、たまっていた録画をたくさん見たりして、素晴らしい日を過ごしていた。いい思いができてよかったなと思ったが、その裏腹に何かむなしかった。

○僕は、小学校生活最後の夏休みを過ごした。コロナ禍という誰も経験したことのない現実と共存しなければならなかったが、それなりに楽しめたと思う。夏休みと言えば、我が家では温泉旅行が定番だ。だが、今年はコロナウィルスのせいで、断念せざるを得なかった。けれど、「少しでも夏の思い出を」と、父が日帰り登山の計画を練ってくれた。まず登ったのが、赤城山の最高峰、黒檜山とその稜線沿いにある駒ヶ岳だ。1年生の時に上ったコースと同じだが、2回目ということで新たな発見や出会いがあり、思っていたよりも楽しむことができた。次に登ったのが奥日光にある日光白根山だ。……最高峰は登ることができなかったが、2000メートルを越える山を三峰登れたので、十分嬉しかった。紅葉のシーズンになったら、また様々な山に行きたいと思う。