3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3C)第二試合
- 公開日
- 2022/02/10
- 更新日
- 2022/02/10
3年生
★3年C組第二試合の様子です。
【白組】
ざっくざく アディダスよごす 霜柱
【紅組】
除夜の鐘 名残る此の雪 踏みしめる
【白】の句は、冬の朝、霜柱を見付けた作者が、霜柱を踏むのに夢中になり靴を汚してしまった。その日、家に帰った後、親にひどく叱られたという苦い思い出を詠んだものです。「ざっくざく」というリズムのよい擬音語、そして「アディダス」と片仮名を用いることでインパクトのある句にしたかったという説明がありました。
【紅】の句は、除夜の鐘を聞きながら、「今年もいろいろなことがあったなぁ」とこの一年を感慨深く振り返っている作者が、溶け残った雪を踏みしめているというものです。「名残る」という言葉に、この一年の思いと雪の両者をかけています。行く年を惜しむ気持ちが表れています。
★この好対照な二つの句の対戦は、「白3−紅2」とわずかの差で白が勝ちました。これで白が二連勝となりました。