3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3B)第四試合
- 公開日
- 2022/02/07
- 更新日
- 2022/02/07
3年生
★3年B組第四試合の様子です。
【白組】
好(い)い人の 雪肌(せっき)彩る 寒椿
【紅組】
空っ風 思うがままに この葉舞う
★【白】の句は、待ち合わせ場所に立つ恋人の後ろにある「寒椿」の花びらが儚(はかな)げに散る様子を詠んだのだそうです。恋人の雪のように白い肌(雪肌)とその後ろの「寒椿」の赤の対比が美しい句となっています。普通の椿の花は花ごと散りますが、寒椿の花は花びらが一枚ずつ散るということで、その儚い姿も恋人に重ねたのだそうです。
★【紅】の句は、群馬の冬の風物詩である赤城おろしに舞う木の葉の様子をよく観察して詠んだものです。空っ風が力強い「先輩」の姿で、それに従うように舞う木の葉がまるで「後輩」の姿のようにも見えるという説明がありました。そう考えるとユーモラスな句ですね。
★この対戦は、「白4−紅1」で白が勝ち、四連勝となりました。