3年生「太田中・紅白俳句バトル」(3A)第五試合
- 公開日
- 2022/02/04
- 更新日
- 2022/02/04
3年生
★3年A組第五試合の様子です。
【白組】
「見て見て!」と 窓を開ければ 雪の声
【紅組】
暗闇に 君輝(て)らしゆく 冴ゆる月
★【白】の句の「見て見て!」は、外で雪遊びをしている子どもの声と思いきや、「雪の声」ですので、雪がまるで「こっちを(外を)見て」と言わんばかりに辺り一面に積もっている様子(雪の声が聞こえるようだ)を表したのだそうです。窓を開けたときに雪景色が目に飛び込んできた様子を想像してほしいとのことでした。
★【紅】の句は、冬の夜に、「冴ゆる月」(冬の季語)が好きな人(君)を照らしている様子です。冬の寒さや澄みきった空気の感じもよく伝わってきます。輝く月が彼女を照らし、彼女が一層輝いて見えるということを詠んだ句です。
★この対戦は、「白1−紅4」で、紅組が勝利しました。
★A組では、五試合の対戦を終えて、「白組3勝−紅組2勝」で白組の勝利となりました。
★A組のバトルでは、どのグループも俳句の中に用いる言葉をよく吟味し、言葉が読み手に与える効果まで考えて作っているという印象を受けました。よいバトルをありがとうございました。
★観戦した1年生たちも、先輩が繰り広げるバトルを食い入るように見ていました。