3年生の数学「2次方程式とその解き方」
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
3年生
★写真は3年生の数学「2次方程式とその解き方」の学習の様子です。
★今日の学習では、x²+6x-1=0を(x+▲)²=●の形に変形して解く方法を考えていました。この(x+▲)²=●の形を「完全平方式」といいます。
★x²+6x-1=0を「完全平方式」に変形する手順は次のとおりです。
(1)まず、x²+6x-1=0の数の項(この式では-1)を移項して、
x²+6x=1とする
(2)次に、xの係数(ここでは6)の1/2が(x+▲)²の▲になるこ
とに目を付けて(x+3)²となるように考える。
(3)そして、▲²の値(ここでは9)を調整のための数字として右辺に加
えて、x²+6x+9=1+9、これを(x+▲)²=●の形に変形し
て(x+3)²=10
(4)最後に平方根をとると
x+3=+−√10(ルートの前の+−は上下に表記)
x =−3+−√10
★このようにして、「x²+px+q=0の形をした2次方程式は、
(x+▲)²=●の形に変形できれば解ける」とまとめます。
★この後、生徒たちは熱心に練習問題に取り組んで習熟を図っていました。
★3年生の数学の時間はいつもそうですが、この時間も高校の数学の先生が授業に入ってくださり、生徒たちの様子をきめ細かく見てくださっていました。