学校のようす

話し合う生徒たち(1年生・創造未来学習)

公開日
2021/05/17
更新日
2021/05/17

1年生

★写真は1年生の「創造未来学習」(総合的な学習の時間)の一コマです。生徒たちは、本校の「創造未来学習」で採用している補助教材「次世代型キャリア教育(エナジード)」を使用して学習しています。

★「次世代型キャリア教育(エナジード)」の基本的な考え方は、先行き不透明なこれからの時代、正解のない問いに直面したときにそれを解決するために必要な力は何か、どのようにして問題にアプローチしていったらよいのか等を生徒一人一人に考えさせるというものです。

★そのための第一歩として、まず「問題に気付く」ことが大切であることを生徒に意識づけるのがこの時間のねらいです。

★この時間は、朝起きてから寝るまでの生徒の一日の生活を振り返らせ、それぞれの生活場面の中で「もっとこうなったらよいのに」「こうならないかな」ということをテキストにたくさん書き出させていました。

★この「もっとこうなったらよいのに」「こうならないかな」という「違和感」を出発点にして、「では、どうすればよいか」を考えていくことが、新たな発想や問題解決につながるというわけです。

★各クラスでは、写真のように、自分が抱いた一日の生活の中での「違和感」をお互いにグループ内で発表し、話し合っていました。

★発表を聞く生徒は、友だちの発表に対して次のような聞き方をします。
(1)ポジティブな反応を返すこと
  「いいね」「面白いね」
(2)相づちを打ちながら聞くこと
  「うんうん」「なるほど」
(3)相手の発表に対する反応は大げさに返すこと
  「めっちゃいい」「すごい面白い]

★写真は上から1A、1B、1Cの様子ですが、上記のような反応を意識しながら互いの考えを聞き合い、話し合っていました。その都度起こる温かい拍手が、話し合いの雰囲気をよいものにしていました。