2年生の理科「物質をつくっているもの」の授業の様子
- 公開日
- 2021/04/28
- 更新日
- 2021/04/28
2年生
★2年生の理科「物質をつくっているもの」の授業の様子です。
★この授業では、まずはじめに、「物質は何からできているのだろうか?」という話題から、1年生の時に「物質はその性質を示す小さな粒子がたくさん集まってできている」ことを学習したのを想起させます。そして、物質をつくっているその最小の粒子を「原子」ということを教師が教えます。
★その後、教師の「原子」についての興味深い話や教科書を参考にしながら、生徒が「原子」についてノートにまとめていきます。
・原子とは何か
・原子の性質について
・元素を表す記号について
・周期表について
★「原子とは何か」では、生徒は1グラムの1円玉1個にはアルミニウム原子が2億個のさらに1億倍、そのまたさらに100万倍含まれていることを知り驚いていました(しかし、あまりにも大きな数字なので混乱していました。とにかく原子がとても小さくて軽そうだというイメージはもてたようでした)。
★「原子の性質について」では、原子はそれ以上小さく分けられないことや他の原子に変わったり無くなったりしないこと、種類によって大きさや質量が決まっていることなどをノートにまとめていました。
★「元素を表す記号について」では、「原子」は粒に着目したときの呼び方だが、種類に着目した場合には「元素」と言うこと、そして、元素は118種類あり、世界共通のアルファベット(大文字一文字または大文字と小文字の二文字)による記号(元素記号)が付けられていることをまとめていました。
★「周期表について」では、元素を(それぞれがもつ性質が)似たもの同士が並ぶように決めた規則によって配列した表が「周期表」であるという説明を聞いた後で、水素、炭素、窒素、酸素など代表的な元素についての元素記号を書いていました。
★日本人が発見した113番元素である「ニホニウム」(Nh)について知っている生徒もたくさんいました。
★社会科の歴史の学習では歴史上の人物の名前が当たり前のように出てきますが、今日は理科の学習の中で「ドルトン」と「メンデレーエフ」という二人の化学者が出てきたことはとても珍しいことでした。
★今日の学習内容は来月の「中間テスト」の中でも大切な部分になると思われますので、よく復習してほしいと思います。