2年生の道徳「よりよい社会を目指して」
- 公開日
- 2021/04/27
- 更新日
- 2021/04/27
2年生
★今日の4時間目に、2年生の各クラスで道徳「よりよい社会を目指して」の授業が一斉に行われました。写真は2年C組の様子です。
★この授業はまず、万引きや悪質ないたずらなどが人目に付かない場所で多発していることから、犯罪やマナー違反を防ぐ目的で、最近「防犯カメラ」がコンビニや繁華街に設置されているという話題から始まります。
★その後、こうしたことに関連した教科書の新聞記事(敷地内への駐車違反を監視する目的で防犯カメラを設置したマンション、ゴミの分別マナーの悪さを監視する目的で防犯カメラを設置したマンションの例)を取り上げ、教師は次のように生徒に問います。
◆「マナーがカメラによって監視されることをあなたはどのように考えるか?」
◆「カメラを付けた方がよいと思うか?付けなくてもよいと思うか?自分の考えをプリントに書いてみましょう」
★生徒は、自分なりの理由をはっきりさせながら、監視カメラが必要かどうかについて考えを記入します。
【付けた方がよい】
・防犯は大事。最低限マナーは守るべきだから。
・多くの人が設置に賛成していて、付けた方が人々の役に立つから。
・防犯への意識が高まるから。犯人逮捕にもつながるから。
【付けなくてもよい】
・いつも誰かに見られているのは気味が悪いから。
・個人個人がしっかりマナーを守れば済むことだから。
★教師はそれぞれの立場の発言を取り上げて一つ一つ板書します(ちなみに、生徒のプリントへの記入は、防犯カメラが「必要」が8割、「不要」が2割という様子でした)。
★このような生徒同士の考えの交流を踏まえた上で、防犯カメラの話題から離れて、教師は授業の終わりに次のように生徒に投げかけます。
◆「すみよい社会を創るために必要なことや大切なことは何だろうか?」
★この問いに対しても生徒は真剣に自分の考えをプリントに書いています。
・一人一人がしっかりマナーを守って生活することが大切だ。
・それぞれがマナーを守るだけでなく、もっと近所の人たちとの交流を深めて、地域に貢献するようにすることも大切だ。
★変わりゆく社会の現状も考えながら、「住みよい社会」にするために、私たちに必要なことはどんなことかを考えることができた一時間でした。