2年生国語『走れメロス』の授業 その2
- 公開日
- 2021/03/05
- 更新日
- 2021/03/05
学校行事・学校生活
2年生の国語『走れメロス』の続きです。
今回は読み取ったことを振り返り、表現の特徴を考えながら『走れメロス』という作品について「百字書評」を書きました。何人かの「百字書評」を紹介します。
●「走れメロス」の魅力は、やはり強い信念を持つメロスの姿ではないだろうか。幾度となく立ちはだかる試練に負けそうになりながらも、鋼の精神でまた立ち上がるメロス。彼のその姿は、私の心を強く揺さぶる。
●「信じられているから走る」メロスの信実は、彼自身の変化によって導き出されるものだ。道中での様々な試練を乗り越えた先で、信実を貫く決意をするメロス。希望を目指す彼の成長に心動かされる作品だ。
●「走れメロス」は一文が短いため、スピード感があり、どんどん心に迫ってくるような作品だ。細かく描かれる心情の変化や過ぎ去る周りの情景。思わず話に引き込まれ、最後までドキドキが止まらない。
●「走れメロス」の見所は登場人物の心情の描写だ。メロスが悪夢を見ていたときの全てを投げ出したいという気持ちや、希望を持ったときの燃えるような意志が、言動だけでなく情景からも表現されている。