1年生の国語「鑑賞文」の授業 その3
- 公開日
- 2021/03/04
- 更新日
- 2021/03/04
学校行事・学校生活
今回の「鑑賞文」の授業では、清書した200字のミニ鑑賞文をクラス全体の前で発表します。発表後には、他のグループの友だちからさらに助言してもらって、言葉や表現に磨きをかけていきます。聞いている人は、自分と同じ観点で鑑賞文を書いた友だちに「改善点と良い点や参考になった点」を助言します。1年間、太田中で学んできた求輝生は、大変意欲的に取り組んでいます。発表も大変上手になりました。写真は、班ごとに順番に発表している様子です。
さて、ここまでは自分が担当した1つの観点で鑑賞文を書いてきましたが、次ははいよいよ、個人で300字の鑑賞文に挑戦します。今度は構成も考えて1つのまとまった鑑賞文を完成させます。今回は「双括型」という構成法を使いました。求輝生は教科書に載っている鑑賞文だけでなく、お手本の4種類の鑑賞文も比較しながら、集中して書いていました。言葉を選りすぐって、表現の仕方をよく吟味して書いている様子がわかりました。
今まで何らかの文章を書くとき、何となく書いてきた生徒も多かったと思います。しかし、今回の授業を通して、自分の考えや感じたことを表現するために言葉を選び、文章を練り上げることの大切さを充分に実感できたことと思います。(文責 国語担当)