10月12日 2年生の社会「発展する工業と生活の変化」
- 公開日
- 2020/10/12
- 更新日
- 2020/10/12
お知らせ
★2年生の社会科(地理)の授業の様子です。今日の授業では、「東北地方の伝統的工芸品」について学習していました。
★今日の中心的な課題(1)は、岩手の南部鉄器や山形・天童の将棋の駒、宮城のこけし、福島・会津塗りなどの「伝統的工芸品が東北地方にはなぜ多いのか」ということでした。
★もう一つの課題(2)は、1970年代から、東北地方で少しずつ「工業が発展してきた理由」について考えるというものでした。
★今日の「代表授業」では、生徒がこの二つの課題について自分なりの考えを説明したり感想や意見を述べたりしていました。
★(1)については、地元で取れる材料(木や砂鉄など)が豊富にあったこと、また、もともとは農家の人の冬場の副業として始まって今に受け継がれてきていることをまずおさえて発言していました。
★また、(2)については、高速道路(東北自動車道)が年々整備され、その周辺に工場の誘致が進み、多くの人が働くようになったこと、そして、それに伴い、冬場に関東地方などに出稼ぎに行く人も少なくなったことなどを発言していました。
★特に、「高速道路の発達に伴う工業の発展というのは、東北だけでなく他の地域にも同じことが言えるので、高速道路の整備はとても大切だ」というこの生徒の発言は、教師から高く評価されていました。
★上の写真は、「代表授業」で自分の考えや感想を述べる生徒の様子、下の写真は、「代表授業」の生徒の発表についての「よさや改善点」を指摘(講評)する生徒の様子です。