学校のようす

9月14日 1年生の数学「関係の表し方」

公開日
2020/09/14
更新日
2020/09/14

お知らせ

★1年B組の数学は、「文字式の利用」という単元の中の、「関係の表し方」という学習をしていました。この学習でのねらいは、「いろいろな数量の関係を等式や不等式で表したり、等式や不等式で表された関係を読み取ったりすることができる」ことです。

★今日は、手紙を普通郵便で送るときの重さと料金についての例題を取り上げて授業が進みました。

★はじめの【例題】は次のとおりです。
手紙を普通の郵便で送るときの料金は、重さによって次のようになっています。
◇重さ25gまで‥82円
◇重さ50gまで‥92円
(1)1枚4gの便せん4枚を、重さ5gの封筒に入れて送るとき、郵便料金は何円になるでしょうか。(2)また、5枚入れるときは、どうなるでしょうか。

このことを各自が考えてノートに式を書きます。
<ノート>
(1)便せん4枚の時‥式は「4x4+5=21(g)」
・重さは25g以下なので、料金は82円

(2)便せん5枚の時‥式は「4x5+5=25(g)」
・重さはちょうど25gなので、料金は82円

★続いて、便せんの枚数がxやyの文字に変わった問題について、生徒が考えます。
(1)1枚4gの便せんx枚を重さ5gの封筒に入れると重さが25gとなった。このことを式に表しましょう。
・「4xX+5=25」⇒4X+5=25
(2)1枚4gの便せんy枚を重さ5gの封筒に入れると重さは25gより軽かった。このことを式に表しましょう。
・「4xy+5<25」⇒4y+5<25

★そして、ここで、(1)のように等号で結ばれた式を「等式」、(2)のように不等号が用いられる式を「不等式」ということを教師が押さえました。また、「=」や「<」の左を「左辺」、右を「右辺」ということも確認しました。

★授業の後半では、まとめとしてaとbの二つの文字の関係を等号や不等号を使って表していました。
◇a<b(aはbより小さい) a>b(aはbより大きい)
◇a≦b(aはb以下である) a≧b(aはb以上である)
そして、「未満」についても確認していました。
◇a未満のときは「<a」と表し、a以下のときは「≦a」と表す。