7月28日 国語・短歌の鑑賞文(2年生) その5
- 公開日
- 2020/07/28
- 更新日
- 2020/07/28
お知らせ
★島木赤彦(長野県生まれ。明治から大正時代のアララギ派の歌人)の短歌を選んだ生徒の鑑賞文です。
みづうみの 氷は解けて なほ寒し 三日月の影 波にうつろふ
【生徒の鑑賞文】
この短歌は、静かに波うっている湖に、三日月の光が揺れ映っているという神秘的な情景が思い浮かぶ。また、「氷は解けて」ということからは、冬から春になり始めているという季節の移り変わりが読みとれる。冷たく、新鮮な空気、静かな湖の音を感じる。