2年 情報モラル講演会
- 公開日
- 2020/10/14
- 更新日
- 2020/10/14
2年生
本日は群馬県警察本部 少年サポートセンター 調査官の須藤健先生をお招きし、2年生を対象とした情報モラル講演会が行われました。演題は「SNS等を利用するに当たって気をつけてほしいこと」です。
須藤先生の話では、情報モラルを身に付けるために知っておきたいことは以下の3点だそうです。
1 ネット上の情報は消すことができず、どんどん広がり、人生の節目に影響することがある。
2 相手が見えないからこそ内容が過剰な発言になってしまう
3 匿名性であるからこそ様々なことを書き込んでしまう
そして、現在起きているSNSに関する大きな問題は4つあるそうです。
1 自画撮り画像問題。誰かに強要されたりふざけたりしていても撮影したことは「製造」に当たり、手に入れた情報を拡散させることは「提供」に当たるため取り調べを受ける対象となるそうです。
2 ネット依存。その中でも特に多いのがゲーム依存(ゲーム障害ともいう)改善するためには家族で使用についての約束を決める。生活グラフを付けゲーム時間を視覚的に分かるようにする。あえてゲーム以外に取り組む時間を作る。とよいそうです。
3 特殊詐欺に加担する少年。SNSを用いてバイト感覚で詐欺を行う例が増えているそうです。
4 勘違いによる関係悪化。文字の曖昧さと打ち間違いにより、相手に正しく伝わらず関係が悪くなってしまうそうです。
最後に生徒を代表として三木くんが「SNSを使う機会が多くなっている中で、具体例を交えて説明してもらえて説得力がありました。」とお礼の言葉を伝えました。