学校日記

3年生の皆さんへ

公開日
2025/02/26
更新日
2025/02/26

学校行事・学校生活

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教務主任の先生の通信「相棒No.6」より

公立高校入試、お疲れ様でした。

 2日間の公立高校入試、大変お疲れ様でした。大半の人は私立高校入試を経験していますが、第1希望の高校入試なので、とても緊張し、終わってホッとしたところだと思います。手応えがあった人、結果が心配な人、さまざまだと思います。また、2日目の面接も緊張感があったと思います。特に高校から緊急事態の連絡もなく、無事に行ってこれたことに私たちもホッとしました。あとは、いい結果になることを祈りましょう。全ての人が合格を手にすることを願っています。

 入試は終わり、3月5日(水)に発表があるまで10日ほど、そこから卒業式まで1週間ほど時間があります。何とも言えない複雑な気持ちで過ごすのかもしれません。晴れやかな気持ちになるまでにはもう少し時間がかかりますね。ただ入試は終わっても日常は流れていきます。この後の卒業式までの過ごし方について考えてみたいと思います。

 以前からお話している通り、今、クラスの中は様々な状況の人がいます。私立高校など進路が決まっている人、公立高校入試を終えて結果を待つ人、これから通信制の高校を受検する人などです。そして、3月5日の結果次第でもう一度、入試を受けることになる人もいるかもしれません。人によって様々です。今、皆さんは大きな山を越えて気持ちの面ではホッとしているところだと思います。しかし、この先は未だ決まっていない人がほとんどです。入試の緊張感から解放され、ダラダラと気持ちの入らない生活にならないでほしいというのが私の願いです。状況によっては、また気持ちを作り直さなければならなくなるからです。この後の授業で4月からの新しいステージに向けて今までの復習をしたり、自学自習をしたりすることがあると思います。気持ちを緩めることなく、しっかり取り組める人間であってほしいです。今の皆さんなら、私が伝えようとしていることが理解できると思います。

 教室での学習の間に卒業式練習も入ってきます。小学校6年間、中学校3年間の長い義務教育の節目であり、新しいステージに進むスタートでもあります。ここにどのような気持ちで臨むのかも重要です。ただ何となく練習し、卒業証書を受け取り、卒業式を終わるのでは寂しいです。皆さんの周りにいるご家族の方、特に保護者の方は義務を1つ果たし、皆さん同様に大きな節目を迎えます。きっとここに至るまでは一生懸命仕事をして、同時に家のことをして、皆さんを育ててこられたのだと思います。必死に、必死に毎日頑張ってこられたのだと思います。

 私もそうです。子どもが生まれた時周りの人から「子育てを楽しんで」とよく言われましたが、楽しむ余裕もなく必死に夫婦でやってきました。私たちの子が義務教育を終えるまでには1年ありますが、その時「1つ義務を果たした」と思う日が来るのだと思います。

 そして、大切なクラスの仲間。先ほども書きましたが、状況は様々です。仲間のことを思いやった生活をこれからもしてほしいです。ぜひ、自分自身のこと、支えてくれた方々、クラスの仲間、みんなのことを考え、大切にしてください。皆さんのこれからの頑張りに期待しています。

 最後に、皆さんの卒業式で私は司会を務めさせていただきます。皆さんの卒業にふさわしい司会ができるように頑張ります。皆さんが担任の先生に呼名されて、大きな声で返事して堂々と卒業証書を校長先生から受け取り、歌にのせて後輩たちに宝泉中の伝統のバトンを渡す瞬間を楽しみにしています。あと数日ですが、一緒に頑張っていきましょう!!